1971-12-02 第67回国会 参議院 運輸委員会 第5号
また、大きな事故といたしましては、御承知のとおり、サンフランシスコ湾で起こりました「オレゴンスタンダード」号、「アリゾナ」号、あるいはサンフランシスコでありました油田のオイル噴出事件といったような事件がありました。
また、大きな事故といたしましては、御承知のとおり、サンフランシスコ湾で起こりました「オレゴンスタンダード」号、「アリゾナ」号、あるいはサンフランシスコでありました油田のオイル噴出事件といったような事件がありました。
第三に、昨年八月二日未明発生した「アリゾナ号」と「明興丸」の海難事故の第一回海難審判に、米国側は一人も出廷していない。政府としては一体その後どのような要請をしたか。これは当委員会でもしばしば問題になった問題です。最後には秘密会までして、この事情を聞いた問題です。米側は出てない、全然、これはもう問題にしてないのだ。
○政府委員(福井勇君) 岩間委員の御質問にありました三月十一日の和歌山の「第五宝恵丸」の件、四月二十六日、米軍「トランスパシフィック号」の件、第三の「アリゾナ号」の衝突事件のその後の状況についての件、第四が四月の「神徳丸」の機関、無線の故障によっての小笠原諸島における問題の件、第五、一月に「第八勇喜丸」の母島においての件等につきましては、委員長の御指摘の期日に御報告申し上げたいと思います。
アリゾナ号に関するいろいろな資料も収集しての後の理事官の申し立てだと存じますので、アリゾナ号に関するいろいろの内容についても、若干の理事官としての確信を得て後の申し立てでありますので、審理の対象に入っておると存じます。
○岡田政府委員 アリゾナ号と明興丸の衝突事件につきまして、まず事件そのものの概要から申し上げ、さらにその後当庁のほうでとりました処置についてあわせて御説明申し上げるというふうにいたしたいと思います。 事件の起こりましたのは昨年の八月二日でございます。衝突の発生時間は午前二時九分と考えられます。
その際には、一番問題はアリゾナ号と思うのです。アリゾナ号は大きい貨物船であって、明興丸は千トン以下の小さい船なんですね。それをほうっておいて、そうして海上保安庁の緊急通報か何かによって海上保安庁が出動されておるわけです。そしてさらにアリゾナ号が翌々日かに横浜に入っておるんですね。そして船長以下から事情聴取しているのです。
○説明員(猪口猛夫君) 「明興丸」と「アリゾナ号」の衝突事件につきましては、私が当時約一カ月ぐらいで見通しがつくというぐあいに御答弁申し上げましたのでございますが、その後鋭意いろいろ調査しておりましたが、何分にも先般もお話し申し上げましたように、管轄権等の問題がございまして、なかなか調査に困難を来たしましたような次第でございます。
○国務大臣(中村寅太君) あの問題につきましては、当時「アリゾナ号」をこっちに呼び返しまして、そうしていろいろこっちのほうでできるだけ調べまして一応向こうに帰したようなわけでございますが、その後は、それぞれの機関でできるだけの処置をして今日に至っておりますが、その結果を私まだ報告を受けておりませんので、御了承願いたいと思います。
一つは、「アリゾナ号」の事件は、その後どうなったか。もう一つは、伊豆七島の離島航路の問題が運輸委員会で問題になったんですが、その後どう解決ついたか、この経過ですね。「アリゾナ号」の問題、それから伊豆七島の離島航路の問題、この二つは運輸委員会で懸案になっていた問題だが、その後の経過がどうなっているか、まず最初に伺いたい。
○鍛冶委員 いや、私の言うのは、そういう濃霧の場合に、アリゾナ号が適度というのは何ノットくらいのスピードを適度というのかということをお聞きしたい。
それから衝突しました当事船の名前と性能について申しますと、アリゾナ号は、アメリカのステーツスティームシップカンパニーが船主でございまして、その総トン数は一万二千七百十一トン、また明興丸は明和海運株式会社に所属しておりまして九百九十五トンでございます。 被害の状況といたしましては、アリゾナ号は、船首部の両側に擦過傷を受けております。
○鍛冶委員 アリゾナ号は、わからぬからと帰っていったが、「げんかい」は帰らなかった。一生懸命さがしておったでしょう。「げんかい」がさがしておるのに、アリゾナ号がわからぬからといって帰っていいものですか。そこなのですよ。アリゾナ号に義務がないのならそういうことを言ってもいいが、「げんかい」よりも義務があるのです。その義務のある船が、わからぬからといって帰っていく。
つまり逆算とか、それから緊急発信の地点と言われましたけれども、これはたしか「アリゾナ号」が緊急通信を発したのは、一時間牛後だとこの前私は明らかにした。そうしますと、これは打電をした所が必ずしも衝突の場所というふうにはちょっと推定できない。そういう問題も起こってくる。したがって、これは確定していないということは明らかですね。
○説明員(猪口猛夫君) 現在「アリゾナ号」の船首から採取いたしましたペイントの関係等もやっておりますので、「アリゾナ号」の船長が、二日の午前三時三十八分に衝突した旨の緊急通信を発しておりますが、その「アリゾナ号」の船長の言のごとく、「明興丸」にぶつかった船が「アリゾナ号」であるかどうかということも、そのペイント等の鑑定によりまして確認する必要があると思います。
次に、アリゾナ号と明興丸との事件を聞きたいのですが、法務大臣来ておりますか。——来ておりませんようですから、これはひとつあとに回します。 現在わが国は不況に見舞われておるのでございますが、この不況対策として——大蔵大臣いないな、大蔵大臣が来たら大蔵大臣に聞きましょう。
海上保安庁の要請によりまして、アリゾナ号の日本における、これの業務を担当しております店を通しまして、任意出頭を求めていろいろな事情を聞きたいということを申し出ました。これに対しまして、アリゾナ号がこれに応じまして日本の港に入りまして、参考人としていろいろ日本側で聞きたいことを、できるだけ証拠の収集あるいは前後の事情の聞き取りについて協力をしてくれたのは事実でございます。
法務大臣がお見えになりましたので、法務大臣に伺いたいのでありますが、八月の二日の未明にアメリカの貨物船のアリゾナ号と日本のタンカーの明興丸とが衝突をいたしました。そうしてアリゾナ号がそのまま目的地であるマニラに出かけている。
船体が発見されました位置とそれから「アリゾナ号」が事故を起こして緊急通信で報告してまいりました位置とはおおむね六海里差がございます。それで、私たちが当時の海流を調査いたしまして、海流の方向、速度等を調査いたしまして、トレースバックしておりましたところ、発見いたしました船体の場所から考えますと、当初に報告されました位置は、おおむね正確だろうということが推定されておる次第でございます。
○岩間正男君 それじゃ、「アリゾナ丸」の問題を聞きたいのですが、「アリゾナ号」について昨日調査をやったと思うので、その経過をまず最初にこれは当局からお聞きしたい。
八月一日及び二日両日の夜間から払暁にかけまして、太平洋高気圧から吹き込んでまいりましたあたたかい南風によりまして、伊豆大島及び銚子東方海域一帯にかけ濃い霧が発生し、このため一日早朝には、東海汽船会社の旅客船橘丸が、大島の岡田港口に乗り上げ、翌二日早朝には米国の貨物船アリゾナ号と油送船明興丸との衝突事件、またほかに衝突事件が二件、乗り上げ事件が一件発生いたしました。
○猪口説明員 午前三時三十八分、アリゾナ号から次のような内容の緊急通信が発せられたわけでございます。その内容といいますのは、八月二日午前二時九分ごろ、下田の東北東約十三海里のところで漁船らしきものと衝突し、目下捜索中である旨の緊急通信が発せられまして、これによって先ほど申しましたような救難措置を講じたということでございます。
○肥田委員 それから、そういうことですと、このアリゾナ号はその衝突というものを意識をして、直ちに救助体制とったということですか。
「アリゾナ号」からもむろん無電の連絡とかそういう通告は何もなかったのですか。
○説明員(亀山信郎君) 「アリゾナ号」が日本の船にぶつけて、人が現実になくなっておるようでございますから、「アリゾナ号」が、当時の霧の中における航行の仕方が、はたして国際海上衝突予防規則に合致した航行の状態であったかどうかということをまず海上保安庁ではお調べになると思います。
○説明員(猪口猛夫君) この事件につきましては、先ほど報告申し上げましたように、私、いま確認いたしましたら、「アリゾナ号」は本日の十時四十分に横浜に入港いたしました。直ちに「アリゾナ号」の船長につきましてその間の事情を任意捜査のかっこうで聴取いたしますので、次回までには速力の点とかそういう霧中航行中の航法をいかにしたかということがはっきりいたすと思います。